Checkers & Draughts ガイド
判断のコツと優先順位
このゲームは読む量より、確認する順番で差がつきます。25秒しかないので、毎手おなじ順番で見ることが安定につながります。
毎手の確認順
1手25秒で、最初にやることは「取れる駒があるか」の確認です。強制取りなので、取れる駒があるなら他の手は選べません。ここを見落とすと、意図しない駒を取らされます。
次に「取った後どこに立つか」を見ます。取った駒の着地点が相手の利きに入っていると、返し取りで損をします。強制取りは取る手を選べないだけで、連鎖の組み方は選べる場合があります。
最後に「相手が次に取れる駒があるか」を確認します。自分の手で相手に取らせる形を作っていないか、という視点です。この3つを5秒ずつで回すと、25秒に収まります。
枚数を数える
チェッカーは駒の交換が続くゲームなので、1枚多く取れる形がそのまま勝ちにつながります。取れる枚数は、連鎖の分岐を数えれば分かります。
Take Longest Chain がオンの変種では、相手が最も長い連鎖を選ぶ必要があります。つまり、相手の取れる枚数の最大値を自分で数えられれば、相手の手を予測できます。
- 連鎖の途中で分岐があるかを見る。分岐があれば、取れる枚数が変わる可能性があります。
- 王が絡む連鎖は長くなりやすい。飛び王がオンの変種では、1手で3枚以上取れる形が普通にあります。
- 取った後に王になる位置なら、連鎖の続きが増えます。昇格が即時の変種では、この分岐が特に効きます。
王を作るタイミング
王を作ると駒の価値が上がりますが、作るために駒を前に出すと、その途中で取られる危険があります。序盤に王を狙うより、駒の交換で枚数差を作ってから王にするほうが安定します。
ただし終盤で王の数がものを言うのも事実です。駒数が同じなら、王が多い側が有利になります。相手の王が動き回れる位置にいるなら、先に王を作る必要があります。
Immediate Promotion がオフの設定では、最終列に着いても次の手番まで王になりません。その1手の間に取られる形なら、昇格を急がないほうが得です。
25秒の配分
25秒は全変種で共通です。持ち時間を延ばす設定はありません。だから「考える時間を確保する」のではなく「25秒で判断できる形に持っていく」のが基本になります。
序盤は10秒以内に指して終盤に残す、という使い方はできません。25秒は1手ごとに戻るので、貯めることはできないからです。毎手を均等に使うほうが安定します。
時間切れは負けではなく、ランダムに1手が指されます。序盤のランダムは大きな損になりませんが、終盤は詰みにつながります。残り時間が少ないと感じたら、取れる駒を取るだけの手に絞ってください。
変種ごとの優先事項
- Checkers
- 後退取りが王だけなので、前に出した駒が戻れません。前進は1マスずつ、支えを確認してから。
- Russian
- 後退取りがあるため、取った駒の後ろも狙われます。取った直後の着地点を必ず確認します。
- Brazilian
- 最長連鎖の強制が入るので、相手の取れる枚数を数えることが最優先になります。
- International
- 10×10・20枚で、25秒では全体を見切れません。盤の半分だけを見て判断します。
- Canadian
- 12×12・30枚。序盤の接触が遅いので、中央を固める時間を多めに取れます。