Checkers & Draughts ガイド
AI 7段階の使い分け
AI は7段階。既定は Easy なので、何も設定しないと「弱い相手とだけ遊んだ」状態になります。
7段階の並び
7段階のうち上位2つ(Master / Grandmaster)は、公式が「1手ごとに数百の候補手を読む」と説明しています。下位5段階の読みの深さは公開されていません。
| 段階 | 位置づけ | 使いどころ |
|---|---|---|
| Trivial | 入門 | 操作の確認。取りの強制に慣れる。 |
| Easy | やさしい | 新規ルームの既定。初勝利の相手。 |
| Novice | 初級 | 取り返しの練習。突き捨てを試す。 |
| Skilled | 中級 | 王を作る手を優先してくる。 |
| Expert | 上級 | 2手先の取り合いを読む。 |
| Master | 最上級 | 数百の候補手を読む。25秒では指し負ける。 |
| Grandmaster | 最高位 | 終盤の詰めが最も正確。 |
既定が Easy であることの意味
新しくルームを作ったときのAIは Easy です。つまり「AIと遊ぶ」を選んだだけでは、中級以上とは対局できません。
Easy は取りを1手先しか見ていないため、駒を前に出すだけで勝てることがあります。ここで「チェッカーは簡単だ」と感じると、Skilled 以降で一気に崩されます。
腕試しをするなら、まず Skilled を1局。勝てないようなら Expert に上げる前に、序盤の型をやり直したほうが早道です。
上位2段の読み方
Master と Grandmaster は、1手ごとに数百の候補手を読んでから指します。人間の25秒では、この探索量には届きません。
対策は「読む量で勝とうとしない」ことです。王を作る速度と、取れる枚数の多さという、探索の外側にある要素で差をつけます。
特に終盤、王が2枚以上出てからは Grandmaster の詰めが正確です。王の交換に持ち込むより、駒数の差を保ったまま千日手の条件を確認したほうが現実的です。
練習の順番
- Trivial で1局。操作と強制取りの挙動を確認します。
- Easy で3局。王を作る前に、取れる駒を数える癖をつけます。
- Novice で突き捨てを試す。1枚捨てて2枚取れる形を探します。
- Skilled で25秒の配分を意識する。5秒で取れる駒の確認、残りで手を選びます。
- Expert に勝てるようになったら、変種を Russian か Brazilian に変える。盤は同じで、取りの規則だけが厳しくなります。
AI について分かっていないこと
AI にも25秒の制限がかかっているかは公開されていません。公式の説明は「数百の候補手を読む」という表現だけで、探索の打ち切り条件には触れていません。
段階ごとの評価関数が別物なのか、同じ関数で読みの深さだけを変えているのかも不明です。このサイトでは「差は主に読みの深さ」と推測していますが、確認はできていません。